支え合う構造
格差の解消に取り組む
安心・安全な社会を実現するために、わたしたちの考えた「支え合う構造」について、その仕組みや大切にしていることをお話します。
すべてのステークホルダーを笑顔にする
今、企業には社会をより良い方向に進化させることが求められています。そのため、どんな社会をつくっていきたいのかという想いを中心にプロダクトを創造していくことが大切だと考えています。わたしたちは、特定のステークホルダーのためだけでなく、顧客や従業員、関係各社、エンドユーザー、コミュニティ(地域社会)など、多くのステークホルダーにとって価値のあることを目指し、世界中の多くの人々に笑顔があふれる日々をつくります。そのために、この支え合う構造を現状維持にとどまらず、発展させていきます。
支え合う構造におけるそれぞれの役割
支え合う構造とは、「有償プラン」と「無償プラン」を設け、有償プラン利用料の一部を『S4を無償で提供するための開発・運営費』へと還元するシンプルな構造です。セキュリティ対策に取り組めない企業には、無償でS4を提供。人・技術・コストの課題解決を図り、セキュリティへの取り組み障壁を低くします。無償プランのユーザーは自社のセキュリティ向上に取り組むことで社会全体のセキュリティ向上、サプライチェーンリスクの低減を目指します。そして、有償プランのユーザーは、自社のセキュリティを守りつつ、セキュリティ対策に踏み出せない企業を支えることで、社会課題の解決を前進させることを目指します。企業や組織の枠を超え、支え合うことで、誰もがセキュリティ対策に踏み出せる社会をつくります。
ユーザーが選択できることを重視した設計
従来のサービスでは、決められた選択肢から自身に必要なプランを選ぶというのが当たり前でした。S4の支え合う構造を設計する上で、ユーザー自身がどうしたいのか、より共感でき、納得感をもった選択ができる余白を作ることを重要視しました。ユーザーは自身がどちらの立場であるのか、どういうアクションを選ぶのが良いのか、選択することができます。選択するために考えるということが社会課題解決への第一歩になり、支え支えられる相互関係を他者と育むきっかけにつながる可能性を秘めています。わたしたちは、支え合う構造を通して、社会課題を考えるきっかけも作っていきたいと考えています。