標準化・仕組化

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属人化の解消に取り組む

属人化を解消し、技術の継承や人材の育成・拡大、供給の安定をもたらし、持続可能な社会へと繋ぐ。標準化・仕組化についてご紹介します。

能力に関係なく、挑戦できる環境へ

標準化・仕組化により、これまで高い技術が必要とされたセキュリティに多種多様な人材が挑戦でき、雇用の創出にも繋がっています。技術習得に必要なことが可視化され、人材育成が可能となり、これまでITなどの分野に関わりのなかった人々にも新たな選択肢を提供できたためです。また、未来のセキュリティのために、腕のある技術者が集い、自身の技術を標準化していくことで、後世に技術の継承をしていく仕組みも構築することができました。標準化・仕組化はあらゆる面で社会課題の解決につながる鍵となっています。

高度な技術を徹底的に細分化

技術の標準化は、その技術工程を徹底的に分析し、可視化することから始まります。技術者が行う作業とそれぞれの判断の関連を図示しながら棚卸し、技術者の判断がもはや必要ない最小単位まで作業をブレイクダウンします。最終的にそれ以上細かくできないレベル、特定の条件に関して「YES」か「NO」だけで回答できるまで細分化していきます。「本来誰でもできることを誰でもできるようにすることが大切」という視点のもと、本当の意味で責任を伴う判断が生じる作業とそれ以外の作業を切り分けることで高度な技術を標準化します。

専門的で
高度な技術を分析

作業を切り分け
誰でもできるようにする

プロセスを分析し適性人材を配置

仕組化では、標準化された技術プロセスをさらに分析し必要な能力を可視化します。各工程に必要な判断能力・推理能力・事務処理能力・コミュニケーション能力などの素養を定量的に見定めます。それにより、社会へ貢献できる生産性が大きく向上するだけでなく、能力に適した業務を各個人に配分することができ、一緒に働いてくれる人々が能力を最大限に活かした働き方ができる環境をつくることができます。