セキュリティ・マネジメント・システム『S4』無償プランの新規申し込みを一時休止
宮崎発のサイバーセキュリティ企業である株式会社クラフ(本社:宮崎県宮崎市、代表取締役:藤崎 将嗣)は、セキュリティ・マネジメント・システム『S4』の無償プランの申込受付を、11月17日より一時休止しましたのでお知らせいたします。なお、すでにお申込みを完了された方につきましては、引き続きS4をご利用いただけますので、ご安心ください。
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【リリースまでの歩み】
- 2021年10月6日/誰の手にもセキュリティがいきわたる社会へ、プロジェクト『S4』を立ち上げ
- 2022年2月22日/『セキュリティがいきわたる社会へ』社会課題を起点としたプロジェクト『S4』ティザーサイトを公開
- 2022年9月1日/『セキュリティがいきわたる社会へ』社会課題を起点としたプロジェクト『S4』パブリックリリース
- 2022年9月8日/『セキュリティがいきわたる社会へ』社会課題を起点としたプロジェクト『S4』のオープンソース化を決定
- 2022年9月15日/オープンソースのセキュリティ・マネジメント・システム『S4』、世界展開の第一弾として、東南アジア向けプロジェクトを開始
- 2022年9月22日/オープンソースのセキュリティ・マネジメント・システム『S4』、ベトナムでグローバル・セキュリティ・セミナーを開催
- 2022年9月29日/【宮崎から日本、東南アジア、そして世界へ】オープンソースのセキュリティ・マネジメント・システム『S4』グローバル・セキュリティ・セミナーレポート
■セキュリティの社会課題解決を望む声がある一方で、その解決自体が他人事になっている一面が
2022年9月1日のパブリックリリース以降、数多くのお申込みを頂きましたが、有償ユーザーの割合が7%、コミ ュニティに参加登録された割合は35%となっております。セキュリティを社会全体に広げる役割を担うユーザーの割合も低く、文化を醸成する場となるコミュニティへの参加率も低いことが、可視化されました。つまり、サプライチェーンリスクに代表されるセキュリティの社会課題は、その解決を望む声がある一方で、金銭的支援も、コミュニティへの貢献も、自らが解決の一役を担おうとする ユーザーが少数派である状況です。
サプライチェーンリスクに代表されるセキュリティの社会課題を解決するためには、共生と分配の精神が不可欠と考えています。しかし、現代社会が持つ価値観の延長線上に社会課題が解決された未来を描くことは難しく、一定の時間を要することが明確になりました。
そこで、クラフはセキュリティの社会課題解決に道筋を見出すため、先ずは、共生と分配の文化の醸成に注力するために、セキュリティ・マネジメント・システム『S4』の無償プラン申込受付を、一時休止することを決定するに至りました。
【今回のリリース記事】
セキュリティ・マネジメント・システム『S4』無償プランの新規申し込みを一時休止
セキュリティの社会課題解決に道筋を見出すため、共生と分配の文化の醸成に注力